【駆け込み】鬼太郎茶屋が休業するので大慌てで足を運んだ記録【需要】

7月24日の正午、鬼太郎界隈と調布市民を騒然とさせる発表がありました。

鬼太郎茶屋休業のお知らせ

8月の5日より、調布市深大寺にある鬼太郎茶屋が現店舗での営業を終了するとの発表です。なんでも老朽化に伴い、災害時などに安全が保障できなくなったことを理由としているようです。
このお知らせはあくまで休業のお知らせではあるものの、現時点では再開の日程は発表されておらず、店舗も移転してしまうというではありませんか。

ならば今のうちに聖地巡礼をしておきたいのはファンとして当然のこと。急な遠征となりましたが、現店舗へとお訪ねさせていただきました。恥ずかしながら今回が初の訪問となります。

どくみつき

筆者は現在、4期鬼太郎を視聴中です。

つぐみ

陰摩羅鬼の回は名作。異論はないと思う

これは記事と一切関係の無いファンアート
目次

道中にも鬼太郎と仲間たちでいっぱい。「天神通り」

鬼太郎茶屋へのアクセスは京急線の「調布駅」か「つつじヶ丘駅」、JR中央線の「吉祥寺駅」か「三鷹駅」より、バスで「深大寺バス停」まで向かうことが推奨されています。

しかし今回は初めての調布ですので歩いて向かいました。すると……

あ、あれは……

鬼太公!鬼太公じゃねえか!!

ここにも!

なんてことでしょう。茶屋にたどり着く前に鬼太郎に出会ってしまいました。
なんでもここは旧甲州街道から布多天神社に続く「天神通り」という商店街で、鬼太郎や仲間たちに出会えるんだとか。
流石は鬼太郎の住んでいる街ですね。

見納めの鬼太郎茶屋はやはり大盛況

開店前にたどり着く予定でしたが、天神通りで写真を撮りまくっていたことと徒歩だったことから鬼太郎茶屋には10時過ぎに到着。茶屋専用の車が出迎えてくれました(出迎えてくれているわけではない)。

鳥取ナンバーにこだわりを感じる

妖怪喫茶&妖怪ショップ

最強のコンビ

予想はしていましたが、到着時にはすでに長蛇の列が並んでいました。やはり皆思うことは同じなのでしょう。愛されている作品なのだと改めて実感します。

建物の作りとしては手前に妖怪ショップ(グッズ売り場)、奥に妖怪喫茶があるといったものでした。内部は繋がっており、喫茶の出口がショップに直結しているようです。
なので先に建物左側の入り口から妖怪喫茶に入ってスイーツを楽しみ、その後妖怪ショップを見て回るのがスマートな流れでしょう。

……まあ僕は初めてゆえにそんなことは知らなかったので、少しでも空いているうちにと思いショップを先に見て回りましたが。

不届きものは”おとろし”が成敗します

グッズを入手してホクホクの僕は喫茶の列に並びました。
列のある場所にも勿論お客さんを楽しませる展示があり、楽しみながら待つことができます。

と言うのは嘘ではないのですが、僕が列に並び始めた場所には「3時間待ち」の立て看板がありました。土曜日だったこともあるとは思いますが、休業までに滑り込みで行く方は覚悟しておいてください。

スイーツを食う前にスイーツを食うの図
どくみつき

この時期だと炎天下で脳が焼かれるので、日傘か帽子は絶対に持っていくこと

つぐみ

ソフトクリームやかき氷の売っている売店が外にあるので、先に買っておくと吉

案内の通り約3時間でようやく入店。可愛らしいキジムナーが鎮座する席に当たりました。

僕は「目玉おやじのクリームぜんざい」と「鬼太郎フロート」を、同行者は「一反もめんの茶屋サンデー」と「ぬり壁のみそおでん」、「ねこ娘フロート」を注文。

「目玉おやじのクリームぜんざい」と「鬼太郎フロート&ねこ娘フロート」
一反もめんの茶屋サンデー(同行者撮影)
ぬり壁のみそおでん(同行者撮影)

どちらも大変美味でしたが、特に美味しかったのがクリームぜんざいに浮かべた「めだまプリントクッキー」。

クッキーをぜんざいに入れるかは任意ですが……

このクッキーはぜんざいに入れてもそのまま持ち帰っていいとも店員さんが説明してくれましたが、圧倒的にぜんざいに入れるのがお勧めです。
クリームぜんざいを纏うことで甘みを増し、少ししんなりとしたクッキーはまさに絶品。見た目も可愛く大満足の一品です。

ちなみにフロートにはコースターが付いてきます。明確に説明されているわけではありませんが、鬼太郎茶屋がX(旧Twitter)でフロートを紹介しているポストを見るに、鬼太郎フロートには鬼太郎のコースターが、ねこ娘フロートにはねずみ男のコースターが付いてくるものと思います。
※改めて確認すると、コースターの絵柄はランダムとのことでした。(24/07/30追記)

どくみつき

コンセプトメニューって味より見た目重視のイメージがあるけど、妖怪喫茶のメニューは本当に美味しかったです

つぐみ

あと喫茶もショップも店員さんの接客も素晴らしかった。忙しいだろうに本当に立派

妖怪ギャラリー

お腹を満たした後は妖怪ショップの隣にある妖怪ギャラリーを見物しました。

絶妙な顔の”釣瓶火”

現在はオノマトペ展が開催中で、「ゲゲゲの鬼太郎」や「河童の三平」など、水木しげる先生の名作漫画に出てくる独特のオノマトペに焦点を当てた展示がされています。
それ以外にも常設と思われる造形物が多数あり、スペースは狭いものの見ごたえは十分です。
入館料は100円で、妖怪ポストを模した集金箱にお金を入れて入場できます。

カニクリームコロッケみたいな食感と予想
迫力抜群の”一本だたら”
実在性の高い”百々連”

のんびりできそうな展望デッキもありました。蒸し暑いためかくつろいでいる人はいませんでしたが、眼下には池(川?)が広がっており、涼し気な水音を奏でていました。

つぐみ

せっかくオノマトペ展を見てきたのに、オノマトペの画像少なくない?

どくみつき

見るのに夢中になっちゃいまして……

妖怪に遭える公園。「鬼太郎ひろば」

鬼太郎茶屋を堪能した後は、調布駅の近くにある「鬼太郎ひろば」に向かいました。

入り口では鬼太ちゃんが迎え入れてくれました。大きな柳の下にいるのがなんともニクいですね。

風船トラバサミに襲われる”呼子”

この鬼太郎ひろばは整備の際、多くの方からクラウドファンディングによる支援が集まったんだとか。いかにゲゲゲの鬼太郎を始めとする水木作品が調布の象徴であり、大切にされているかが伺えますね。

巡礼の感想

鬼太郎茶屋の休業という突然の知らせに急な遠征となりましたが、とてもとても楽しめました。
しかし酷暑への疲労と狐の嫁入りに遭遇したことから、鬼太郎ひろばにて今回の巡礼は終了。布多天神社やゲゲゲギャラリー、影絵照明など、調布にはまだまだ鬼太郎ゆかりの地があるので必ずまた調布に来ようと思います。11月には毎年恒例の「ゲゲゲ忌」が開催されるようですしね。

まだ行ったことのない方はひとまず、8月4日(日)までに是非鬼太郎茶屋まで足を運んでみてください。素敵な妖怪たちがあなたを待っていますよ。

どくみつき

実際に行ったことで「妖怪横丁」の鬼太郎茶屋で売られてるメニューへの解像度が上がったよ

ゲームアプリ「妖怪横丁」より(株式会社Fuji Culture X)
つぐみ

そのメニューどくみさんが食べてないやつじゃん!

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この記事を書いた人

オカルトと駄洒落を好むオタク。好きな変身アイテムはガイアメモリです。

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