【呪い】覚えやすくて安心。道具を使わない魔除け8選

夜道を歩いているときや馴染みのない場所へ行ったとき、はたまた自室でくつろいでいるとき。
不意に嫌な気配を感じた経験はないでしょうか。
そんなときは身近に “なにか” がいて、あなたを見ているかもしれません。

今だってほら、足元に……

というのはもちろん冗談ですが、なにか気持ちの悪い気配を感じた経験は誰しもあるのではないでしょうか。
対策を取りたくても、都合よく護符やお守りを持っているとは限りませんし、とっさに真言や般若心経を唱えることのできる人も少ないでしょう。
そこで今回は、身一つで行える簡単な魔除けを紹介していこうと思います。

つぐみ

どくみさんは最近、なにか嫌なものを感じたりした?

どくみつき

そういえば暖かくなってきてから、妙に身体が重くて息苦しいんだよね

つぐみ

うん、花粉だよ。それ

どくみつき

(ずずっ)

目次

初心者に最適。覚えやすい魔除け8選

しりとり

日本人にはお馴染みの言葉遊び、「しりとり」には結界を貼る力があります。
一見なんてことのないお遊びのようで、にわかには信じがたいかもしれませんが、これには理由があります。

切れ目のないものは古来より、魔の侵入を防ぐ力があると考えられていました。
一筆書きのできる、五芒星や六芒星、円が代表的でしょう。
そのため、しりとりもこれらと同様に隙間なく言葉を紡ぐことで、結界を貼ることができるのです。

結界を貼る際は、自身の周囲を言葉で囲うイメージでしりとりを続けます。
もう大丈夫だと思ったら、「ん」で締めて終わらせましょう。

どくみつき

同様の効力をもつ言葉遊びとして、回文も挙げられます。長めの回文を一つ覚えておくのもいいでしょう

拍手(破裂音を鳴らす)

拍手も魔除けとして有効です。
正しくは拍手の際に生じる、「破裂音」が邪気を払うとされています。
中華圏のお祭りなどで爆竹が鳴らされるのも、この破裂音による邪気払いを目的としたものです。

また仏教においては、「弾指(たんじ)」という所作があります。
いわゆる指パッチンのように音を鳴らすもので、主に警告や入室などの合図として用いられるものですが、トイレに入る際も行われます。
これは、場や心を清める効果があるからだそうです。

やり方としては、「指同士が重ならないように軽く握りこぶしを作ってから、親指で人差し指を押さえつけ、勢いよく人差し指を伸ばすことで親指を薬指にぶつける」という独特の手法で音を鳴らします。

どくみつき

ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、指の重ならない握りこぶしを作ってから、指さしの形にしてみると分かりやすいかと思います

つぐみ

でも実際やってみると、なかなか音が鳴らないんだよね

どくみつき

お坊さんが使うものだし、修行をしていない一般の人は、指パッチンの方がまだ効果があるかもね

叩歯

音を鳴らす魔除けには、「叩歯(こうし)」というものもあります。
上下の歯を嚙み合わせ、カチカチと音を立てる技です。

歯は乳歯を除けば生え変わらないため、髪や爪といった、入れ替わりのある部位よりも強い力を持ちます。
そんな歯を打ち鳴らして音を立てるのですから、叩歯には呪術的な効果があるとされるんですね。

どくみつき

カチカチと嚙合わせるのは、「魔を嚙み砕く」という意味合いもあるみたいです

つぐみ

獅子舞とおんなじだ

唾をつける

口内でいうと、唾液にも呪力が宿るとされています。
歯の持つ呪力に比べれば弱いようですが、肩が重いときは左肩越しに三度唾を吐くと気配が消えるんだそうです。

また、唾液には所有権を示す力があります。
他人に取られないように手をつけておくことを、「唾をつける」なんていいますよね。
なので、守りたい空間の四方に唾をつけておくことで、結界を貼るなんて使い道もあります。

どくみつき

唾液には抗菌作用や細胞を活性させる効果があって、傷の治りを助けるから、悪いものを払うと考えられたのかもね

つぐみ

昔の人がいう、「唾をつけときゃ治る」だね

あっかんべー

人を馬鹿にする仕草である「あっかんべー」ですが、実は魔除けの効果を持っているんだそう。
というのも、赤色には魔除け効果があるため、瞼の裏や舌といった赤い部分を見せることで魔を払おうという考え方があるんです。

また、普段隠れている部位を晒し、「自らの意志」で通常の状態から逸脱することも魔除けになるんだとか。

どくみつき

人前では気軽にできないですけどね

性器を露出する

つぐみ

いやダメでしょ

どくみつき

気持ちはわかるけど、一旦聞いてよ

上の項で、「普段隠れている部位を自ら晒すことで、通常の状態から逸脱する行為」が魔除けになるとお話しました。
この理屈でいうと、普段隠すことが当たり前とされている性器を晒すことが魔除けになるというのは、理解できるのではないでしょうか。

また、子ども……つまり生命を作るというのは、無から有を生むことであり、ある種の神秘性を持ちます。
そのため、性器には強大な生命エネルギーが宿っており、高い魔除け効果が期待できるのです。

つぐみ

なるほどね~

つぐみ

やっぱダメでしょ

どくみつき

※実践したことにより生じた、いかなる損害も当ブログでは保証いたしかねます。
お試しになる場合は、ご自身の責任でお確かめください。

笑う

笑うことも、魔除けとして作用します。

スタジオジブリの名作、『となりのトトロ』を観たことのある人は思い出してほしいのですが、サツキとメイからまっくろくろすけの話を聞いたお父さんが、「笑うと怖いのが逃げていく」といった旨の発言をして親子で大笑いするシーンがありましたよね。

笑うという行為は、その場を「陽の気」で満たします。
すると自ずと「陰の気」を散らしますので、魔を払ってくれるわけです。

どくみつき

笑うといっても、幽霊がやるような「イヒヒヒ……」では陰の気で満ちるので、高らかに笑いましょう

つぐみ

オーーッホッホッホッ!!下賤な幽霊なんて怖くありませんわぁ!

どくみつき

お嬢様高笑い!?

無視をする

魔除けとは少し違いますが、魔物に対しては無視も有効です。

人間同士でもそうですが、目と目が合うことでお互いに認識していることが明確になります。
すると、それだけでも多少なりとも「縁」が結ばれてしまうので、得体のしれない存在に対しては、気づかないふりをするのも一種の対処法なわけです。

触らぬ神に祟りなし。
知らんぷりしてその場から逃げましょう。

つぐみ

もっとも、明確に目をつけられている場合は別だけどね

お勧めできない呪い(まじない)。早九字

つぐみ

身一つでできる魔除けといえば、早九字もあるよね

どくみつき

確かに覚えやすいし、手軽そうだよね。でも、素人が気軽にやるのは避けたほうが無難かな

早九字とは、剣印(チョキの形から、人差し指と中指を閉じた形の印)を結んだ手で、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と唱えながら、一文字ごとに横→縦→横→縦……と格子状に空を切る術のことです。
一文字ごとに対応した印を結んで行う、「九字護身法」に比べるとはるかに覚えやすく、実践が容易に思えますが、素人の使用はあまり推奨されていません。

理由はいくつかありますが、一つはその攻撃性が挙げられます。
一文字ごとに印を結ぶ九字護身法は、防御の役割が大きいため、基本的にはむやみに魔物を刺激することはありません。
しかし、剣印を用いる早九字では相手に剣を向けることになるので、真っ向から挑むことになります。
正面きって戦うのですから、相手の方が強ければ負かされてしまうわけですね。

つぐみ

立ち向かえる反面、挑発してしまうわけね

また、いままで紹介してきた魔除けの仕草とは違い、「術」であるために難易度が高いことも推奨できない理由の一つです。
早九字を描く際は、「柵を張る」や「空間を切る」といったイメージで行います。
しかしこのとき、九字の形が歪んでいると十分な効果が得られません。
網が破れた状態では、満足に魚を獲ることができないのと同じ理屈ですね。

仮に術が発動したとしても、捕らえるのが魔物だけとは限りません。
最悪の場合、運気や守護霊、良縁などの干渉も阻害してしまうかもしれないので、乱用は避けましょう。

どくみつき

「生兵法は大怪我のもと」。強い術は専門家に任せましょう

おわりに

ここまで、道具を使わずにできる簡単な魔除けを紹介してきました。
生者の肉体や生命力というものは、我々の思っている以上に強いものです。
効果のほどは各々で感じ方が違うかと思いますが、不安になることがあれば試してみてください。

ただし、これらはあくまで応急処置のようなものですので、本格的な霊障などに悩まされる場合には、専門家に相談しましょう。
お坊さんや神主さん、場合によってはお医者さんなんかも、あなたの力になってくれることでしょう。

つぐみ

どくみさん的にはどれが一番お勧め?

どくみつき

しりとりかな。怖かったとき実際に試してみたけど、「追儺(鬼を払う行事)」が出たときは「勝った!」と思って怖くなくなったからね

つぐみ

(露出じゃなくて本当によかった)

それではまた。

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この記事を書いた人

オカルトを好むWEBライター。鳥類型怪人になるのが夢。

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